神戸ブロック
■事業平和の提案、苦難の状況に!■
昨年10月14日、H社から生コン運輸事業の廃止に関する事前協議申入れがありました。
この日を境に、労使協議のなかで、関生支部は雇用と企業を存続させるためのあらゆる提案を行ってきました。しかし、会社側は自らの考える事業閉鎖案を最終回答とし、組合提案を一切理解しようとせず、話し合いは平行線になり、4名の分会は退職条件に不安を募らせ組合を脱退しました。
■諦めずに闘えば勝利は得られる■
しかし、職場の権利は組合の権利であり、全組合員の権利であることから、同年12月20日から神戸ブロックが中心となって、職場占拠闘争に入りました。
そして、組合の権利と雇用責任を背景資本であるTセメントに求め、9ヵ月にわたる粘り強い占拠闘争と交渉の結果、本年9月5日に解決に至りました。
この成果は、生コン労働者は打たれても打たれても、蹴られても蹴られても、如何なる弾圧があろうとも、私たちが築き上げてきた歴史に確信を持ち闘うことによって得られることが、証明されました。
9ヵ月の闘争を支えてくださった仲間の皆さん本当にありがとうございました。
神戸ブロック一同
【 くさり10月号より 】