春闘要求実現
昨年の「防寒服」に引き続き、今春闘も労働者の要求が実現。経営者会から誘導員に「空調服」が支給されました。
「空調服」とは、服に着いた小型ファンで服の中に外気を取り入れ、体の表面に風を流すことにより汗を気化させて、涼しくする作業服です。使用するエネルギーも少なく、環境にも優しい製品です。
この作業着なら、工場や屋外作業などエアコンの使用できないような環境でも、通常の作業着に比べてかなり快適に過ごすことができます。
ここ数年の夏の酷暑で、誘導作業を行うなか熱中症にかかる組合員が増加しました。原因の一つに、昔と現在の気温差があります。異常な気温上昇により熱中症対策というのはどこの建設現場でも行われています。
朝日センター就労者の中には誘導を専門に行っている組合員もおられることから生コン業界でも熱中症対策は不可欠です。
今回、春闘要求で勝ち取った「空調服」は、誘導員の熱中症対策に一役買うことでしょう。
【 くさり8月号より 】