日韓平和連帯
昨年、結成した日韓平和連帯のメンバーは、在日韓国・朝鮮人のメンバーを中心に、朝鮮半島の平和統一運動を支える全港湾大阪支部や全日建連帯労組の労働組合で構成されています。今回、労働組合が全面的にバックアップして日本や韓国で開催される集会に参加しました。
日本での取り組みとして、6月4日、京丹後市丹後町で開催された、米軍Xバンドレーダー基地の撤去を求める「京丹後総決起集会」に参加しました。
集会では、「武力で平和はつくれない」として米軍経ケ岬通信所や韓国に配備された米軍の迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の撤去を求めました。集会終了後、会場から同通信所までをデモ行進を行い市民にアピールしました。
その後、日韓平和連帯の団は6月9日から11日に、ソウルで開催されるKIPF(コリアインターナショナルピースフォーラム)のシンポジウムに参加しました。
そこで、日韓平和連帯の共同代表である山元一英さんは、「国際シンポジウムのなかで、昨年の韓国でのキャンドル革命は、近隣諸国に大きな衝撃を与えるとともに、東アジアの平和構築に大きな影響を与えた」と発言。その後、沖縄辺野古闘争やXバンドレーダー基地反対闘争などを報告し、日米政府による戦争政策に反対する取り組みを今後も強化していくことを報告。「米軍による韓国へのサード配備反対闘争と連帯しよう」とアピールしました。
その後、ソウル市内で開催されている闘争烈士の追悼集会や平和統一を望む文化祭などに参加しました。
日韓平和連帯は今後、7月27日に韓国からゲストを招き「停戦協定を平和協定に関西集会」の開催と、8月15日にはソウルで開催される「平和統一集会」に参加することを韓国のメンバーと確認し、今回の任務を終了しました。
≪ 通信 / 西山執行委員 ≫
【 くさり7月号より 】