沖縄問題
◆辺野古海上警備で「パワハラ」行為が発覚!◆
【沖縄タイムス】 http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/106075
政策秘書を殴り、暴言を浴びせパワーハラスメントを繰り返していた責任を取るとして自民党に離党届を提出した豊田真由子議員(42=埼玉4区)が世間を騒がしている。
今回の暴行騒動によって、都議選をひかえた自民党のイメージが下がることは確実でしょう。そこで、豊田議員をトカゲのしっぽ切りのように切り捨てて、早期に幕を引きたいと考えているでしょう。そして、じっとほとぼりが冷めるのを待つことでしょう。
辺野古新基地建設に伴う海上警備にあたるマリンセキュリティー社(沖縄市)で海上警備の際に上司からパワーハラを受けていたことが発覚しました。
その会社員Aさん(仮名)は、上司の船長から暴言や嫌がらせなどを受けており、パワハラが常態化したことで、円形脱毛症や睡眠障害など体に異常がでてきました。
また、パワハラをしていた上司から、選定に溜まった濡れた燃料を海中投棄するような違法行為を指示され、命令に逆らえず海中に投棄したと証言しています。
新聞も取材で、従業員Bさんも、金武漁港内で警備艇「かしま」から燃料を捨てたと証言しました。
また、「船が故障していることは会社側も知っていた。修理もぎりぎりまで行わず、燃料の廃棄は長島付近以外でもやっていた」と状態的に海中廃棄が行われていたことが明らかになっています。
ほかにも、夜間勤務のときに禁止されている、ビールや焼酎を勤務中に飲酒していたことも証言しました。
Aさんは「今までにもパワハラが原因で辞めていった仲間もいる。二度と繰り返して欲しくない」と勇気を出して改善を求める行動に出ました。
マリンセキュリティー社は過去に、辺野古新基地建設に伴う海上警備を高額で受注し、早出や残業代を支払わずに長時間労働(月最大200時間以上の残業)を強いられていました。
残業代の未払いを会社側に訴えたところ、週5~6日あった仕事が、週2~3日に減らされたこともあったといいます。
そして勇気ある労働者の内部告発によって、未払い賃金があることが明るみに出ました。
マリンセキュリティー社は、沖縄労働基準監督署から指導受けていました。
【 報告:現地闘争団 】