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山城博治さんと語る会

 5月21日、学働館・関生で「山城博治さんと語る会」が開催され、辺野古新基地建設に反対する市民や労組など200名が集まった。  

 この会は、辺野古の闘いのなかで不当逮捕・長期勾留された現場のリーダーである山城博治さんを励まし、辺野古の闘いについて「基地建設を止めるまで闘い抜く」との決意をあらためて固め合う場として開催された。  

 挨拶に立った山城さんは「取調べのなかで警察はしきりに『現場で誰と話をしたのか?』など私の周りにいた人物を特定しようとしていた。これは共謀罪の先取りなんだと強く感じた。現在、辺野古の闘いは厳しい状況にあると言われているが、沖縄県の翁長知事や名護市の稲嶺市長の許可がなければ埋め立て工事を進めることはできない。  

 よって、安倍政権はこの二人を代えようと必死だ。私たちは知事・市長を支え、全国の仲間とともに現場での座り込みを続け、基地建設を止めるために一層奮闘したい」と決意を語った。

 ◆乾杯後、会食をしながら懇談へ◆

 会の終盤、何度も辺野古現地を訪れている川口真由美さんが歌を披露。山城さんもステージに上がると、キャンプ・シュワブゲート前で歌われる「座り込めここへ」「ケサラ」などを熱唱。参加者も一緒に歌詞を口ずさみ、会場は熱気にあふれた。最後は「辺野古名物」のラインダンスで終了。  

 厳しい闘いのなかに歌があり、闘いのなかに笑いがあり、あたたかさがある「沖縄・辺野古の空気」が会場いっぱいに広がった。

  
  【 くさり6月号より 】


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