絵画教室を実施して
今回絵画教室の講師を引き受けてくださった家族くらぶあさがおのKさんは22年にわたり、絵画作品を作り続けている超ベテラン。日本各地・世界各国の名所名跡を駆け巡り、数ヵ月の時間を費やしてF80号(1455㍉X1120㍉)の大作を描き上げます。
年間に5回ほど関係各所の展覧会に作品を出展されています。
今回絵画教室の講師にあたった感想を述べてもらいました。
◆絵画教室を実施して◆
三回に分けて油絵を17名の方に、私の拙い指導で描いていただきました。一回目は、キャンパスに林檎とバナナを描いていただきました。絵を描くのが中学の時以来の方が殆どでしたが、皆さん真剣に構図を考えながら描いて下さいました。
次に、油絵の具を混ぜて色を作る方法を紹介、最初から明るい色を塗るのではなく、一回目は、ベースの色、二回目は、少し明るい色、三回目は、林檎やバナナに見えるように塗っていただきました。思い描いている絵が描けなかった方もいらっしゃったと思いますが、アンケートを書いていただいた結果、「油絵を描くのが好きになった」「絵が下手で描く機会がなかったが、今回参加して良かった」と嬉しいお言葉を頂戴しました。「思うように描けなかった」との感想もいただきました。本来、油絵を三回で仕上げるというのは無理があります。重厚な作品に仕上げるには、細部にわたり丁寧に色を重ねて塗る事が大切です。勿論、構図もバランスよく描くことは重要です。
今後、油絵を始めたいと思われている方のために、文化部に、絵画クラブができたら良いですね。短期で仕上げるのではなく、自分の描きたいものを、自分のペースで仕上げる。そして展示をして皆さんに観ていただく。そんな絵画クラブができたら嬉しいです。
最後になりましたが、絵画教室にご参加をいただきました文化部やあさがおメンバーの皆様ありがとうございました。
≪通信:家族クラブあさがお Kさん≫
【 くさり6月号より 】