2017近畿生コン関連団体・合同新年互礼会
■569人が結集し業界再建へ決起!■
1月19日、ウェスティンホテル大阪で「2017近畿生コン関連団体・合同新年互礼会」が開催されました。
今年は、新たに5協組(南但生コン協組、京都中央生コン協組、洛南生コン協組、京都南生コン協組、奈良広域生コンマテリアル協組)が共催団体に加わり、近畿2府4県の生コン関連協組と関連6労組、関連団体など合わせて32団体569人が一堂に会した「業界再建総決起」の集いとなりました。
■昨年の成果を確認、さらなる飛躍誓う■
武建一新年互礼会実行委員長は昨年一年間を振り返り、「近畿の生コン関連業界は大きな成果を獲得し、上昇基調にある」と力説。「昨年2月27日には近畿の中小企業団体と6労組が共同して戦争法に反対する決起集会を開催して1300余人が結集。集会後にはデモを実行した。さらに、近畿各地区の生コン協同組合では値戻しが成功。16春闘では、経済要求に加えて正規雇用比率50%を確認し、人材不足を解消するための大型免許取得助成制度を確立した。今年はその成果をより豊かなものにするために『共生・協働』をキーワードにして労使が共同して取り組むことが求められる。私たちはその目標に向かって全力で取り組む」と力強く決意を表明しました。
■各界から来賓多数。運動の広がり実感■
続いて、髙井康裕中小企業組合総合研究所理事長、藤中昌則大阪兵庫生コン経営者会会長、岡本幹郎関連労働組合連合会副議長の各氏は、近畿の生コン関連団体の経営環境が安定基調にあることは、中小企業が横断的に結束し、関連労働組合と協力したからこそであると発言。
さらに来賓を代表して、本山美彦大阪労働学校・アソシエ学長、伊藤誠変革のアソシエ共同代表、服部良一元衆議院議員、平松邦夫元大阪市長、若森資朗ソウル宣言の会代表の5名から挨拶をいただきました。
その後、中西正人和歌山県生コンクリート協同組合連合会会長の発声で乾杯。歓談に移り、多くの参加者の笑顔に包まれた実り多い交流のひとときとなりました。
最後に久貝博司京都生コンクリート協同組合理事が中締めの挨拶を行い、互礼会は閉会。この一年、労使が手を取り合って近畿の生コン関連業界のさらなる発展に全力を尽くす決意を新たにしました。
【 くさり2月号より 】