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= 制度の情報を広げよう! =

 私が母子家庭になって気づいたこと。 それは支援制度などを知り得る公示が少ないこと。

 制度はあっても、それを知らなくては利用できません。

 私は離婚届を出して、母子家庭になり児童扶養手当や医療費が安くなる制度だけは役所で教えてもらいました。

 当時、パソコンが今みたいに普及しておりません。携帯電話も高嶺の花でしたし持てたとしても、今と違い携帯電話を使ってインターネットで情報を調べることなどできない時代でした。

 ハローワークに仕事を探しに行っても、学校卒業後すぐに結婚した私は就職歴がないので雇ってくれるところはありません。就職するには難しい年齢でもありました。

 それでも三人の子どもたちを養育するために必死に仕事を探しました。

 何度も何度もハローワークに行き面接を希望しましたが面接までにも至りませんでした。理由は幼い息子が3人も居て、子どもたちの体調が悪くなった場合に頼れる身内が近くに誰も居ないからでした。

 途方に暮れていた時、偶然に月一度、自宅に配布される市の広報で「職業訓練」があるという記事を見つけました。

 その記事は小さな記事で、見落とすような記事でした。 すぐに私はハローワークに行き申し込みをしました。

 とてもラッキーなことに職業訓練受講に際し「母子家庭枠」というのがあったのです。 ただ、その枠も廃止されることが決まっており、私にとっては最後のチャンスでした。

 今は雇用保険受給資格がなくても条件が合えば訓練給付金をもらいながら訓練を受けられるという制度がありますが、1997年の当時は雇用保険受給者しか職業訓練は受けられませんでした。ただし、例外として10名のみ「母子家庭枠」があり、試験に受かれば雇用保険受給資格がなくても訓練を受けられるとのことでした。

 私には就職歴がありませんでしたので、雇用保険受給の資格はありませんでした。 ですので「母子家庭枠」に挑戦しました。

 試験は一般常識の問題で、自信がありませんでしたが何とか合格できました。

 私が職業訓練を受けれることが出来たのは「パソコンの初級訓練コース」です。 毎月10万円ほどの訓練給付金を受け取りながら通うことが出来ました。

 そこで私は初めてパソコンと出会うこととなり、その後の仕事につなげることが出来ました。

 今はインターネットが普及しておりますが、それでも雇用保険受給資格がなくても訓練給付金を受給しながら職業訓練が受けられることを知らない人が多いと思います。 もちろん、それ以外にも本来なら受けられるはずの制度を知らずにいる人がいると思います。

 ひとり親に限らず、貧困の家庭の親や子ども達が受けられる制度をもっと大きく公示してほしいと思います。 ですが、役所は税金や健康保険、国民年金など支払わない場合はすぐに連絡が来るのに対して、支援制度に対しては消極的な宣伝しかしません。

 なので私たちができること、つまり「伝え広めること」を組合活動の中で実践していきたいと思っています。

 私の加入している連帯労働組合では、ひとり親の受けられる制度や母性保護の制度をビラやホームページを通じて広報宣伝しております。

クリックしてください。詳細が見られます。↓↓↓

この記事をご覧になっていただいた皆さんも、ぜひとも、自分の知っている知識を、言葉でもFacebookでもその他のSNSでも、どんな手段でもいいので拡散してください。 これからも、連帯労働組合では情報を発信続けていきます。

  【 記事:女性組合員 】


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