= 地域総研との活性化 =
■特定非営利活動法人 地域ひといき 理事長 小林さん■
◇地域総研と協働し
公益活動を活性化 ◇
労働組合??と聞いて、少し恐いところと先入観があった私。
でも、関わってみるとそんな先入観を持っていたことが恥ずかしく思えました。実はひとりのためにみんなが動いてくれる温かい場所なんです。
ことの発端は今年の6月、毎年8月に開催される法人恒例の小学生キャンプ。いつもはレンタカーでマイクロバスを借りてどっぷりと赤字につかりながらイベントを実施していたのですが、関生さんがマイクロバスを無償で貸してられるとの情報を得てさっそく電話。事情を話すと「はい、任せてください!大丈夫ですよ!」となんと頼もしいお言葉。マイクロバスの無償提供で浮いたお金は子どもたちのアクティビティに使うことができました。
また、小学生キャンプだけでなく、今年は中学生富士登山も決行した私たちの法人。その時もハイエースを気さくに貸していただき、ありがたく、頼もしい限りでした。
そんな協力もあり、中学生富士登山では地域の貧困に困っておられる中学生4名が格安価格で富士登山に参加できました。当日はすたこらと登っていく子もいれば、高山病でリタイアする子も。それでも富士山に登って見る景色にはどの子どもたちも「すげー」と歓声を上げていました。
◇バスを最大限活用、楽しく自然を満喫◇
小学生キャンプでは地域の小学生20名、大学生のボランティア6名に付き添い3名と25人乗りのマイクロバスを最大限に活用して実施。姫路に行きYMCAのキャンプ場でデイキャンプをしたり、「星の子館」という宿泊型児童館での天体観測、翌日の子どもの館での工作活動や自然観察の森でのウォークラリーと自然満喫の楽しいキャンプとなりました。
【 くさり10月号より 】