= 伊波洋一さんと語る会 =
◆伊波洋一さんと語る会/大阪沖縄会館◆
9月10日、大阪市大正区にある大阪沖縄会館で「伊波洋一さんと語る会」が開催され、200名が結集。会場は熱気に包まれた。
●『沖縄の風』を結成し活動開始●
主催者あいさつに続いて、7月の参院選で現職大臣に10万5千票の大差をつけて当選した伊波洋一参議院議員が挨拶した。
伊波氏は「4月にこの会館で激励会をしてもらった。それが参院選のスタートになった。当選後、同じく沖縄選出の糸数慶子参議院議員と『沖縄の風』という会派をつくって活動を始めている。多くの人々は日米安保によって日本の平和が守られていると誤解しているが、実際はそうではない。安倍政権は外国から攻撃されることを想定して南西諸島への自衛隊配備を進め、沖縄でも米軍基地を強化している。沖縄経済を発展させる大前提は平和。基地は経済発展の最大の阻害物だ。沖縄での基地建設はNOだということをしっかり国会で主張していきたい」と決意を語った。
この後、乾杯し、会食しながらの懇談へ。その途中で支援者・団体がアピールを行った。
このなかでマイクをとった関生支部・武委員長は「私たちの組合は沖縄の人々とともに辺野古・高江での現地闘争や沖縄意見広告運動などに継続して取り組んできた。また、2月には中小企業経営者とともに戦争法廃止を求める1300名の決起集会を開催した。安倍政権は侵略の歴史を隠ぺいし、日本を再び戦争できる国に変えようとしている。こうした戦争政策を許さず、粘り強く闘っていこう」と力強く呼びかけた。
【 くさり10月号より 】