女性労働者の処遇改善の成果
この間、男性労働者が多い職場では、「女性の専用トイレが無く、トイレに行きたくても言いづらい」、「トイレに行きにくい」等、女性組合員から女性専用トイレ設置の要求をしてほしいと切実な訴えがありました。
この要求に対し、青年女性部を中心に、各地域の職場へ女性専用トイレの設置要請を行い女性専用トイレ設置の成果がでたことで女性労働者が働きやすい職場環境を創ることができました。
女性専用トイレの設置に続き、さらなる女性労働者が働きやすい職場環境にするため、青年女性部は生理休暇の有給化を法整備する事を目的に厚生労働省へ出向き、社民党副党首の福島みずほさんに協力要請をしてきました。
この要請行動で見えてきたことは、実績をつくることと幅広く運動を展開することが必要不可欠という事でした。
実態を知ろうと友人・知人・街頭の女性労働者を対象にアンケート調査を行いました。
アンケート結果を受けて、厚生労働省に2回目の要請を行い、生理休暇の有給化義務づけの必要性を訴えました。
組織内部では生理休暇に対しての意識改革と認識をもってもらうことや、必要性の理解を深めるために学習会を行いました。
青年女性部が中心となり、こうした旺盛な取り組みを背景に、労使関係のある生コン企業59社に対し生理休暇の有給化を求め、45社で生理休暇の有給化を協定化する大きな成果に繋げることができました。
この実績をもとに、今後も継続して運動を拡大させながら厚生労働省に法改正を求めいき、女性労働者が働きやすい環境づくりを目指していきます。
【 記事:青年女性部執行部 】