= S商事のコンプライアンス違反が次々と発覚!=
◆ クラフト支部
S商事闘争 ◆
京都府八幡市に本社・大阪市に営業所を構える清掃業者S商事で、2014年7月30日に分会が結成されました。
同年9月25日に事前協議の協定を取り交わし、組合員の内部拡大も進み、過去2年に遡る未払い賃金も支払われました。
しかし、その後も会社のコンプライアンス違反(車検切れ車両でのピットへの搬入・過積載運行の常態化など)が次々と発覚し続けていました。
2016年2月7日に連帯労働組合関西クラフト支部が結成され、S商事分会は、関生支部から関西クラフト支部に移行。
すると会社は「2月24日の大阪市環境局からの委託業務における仕様書に違反する指示をした」として、労働組合と事前に協議することなく、一方的に組合員である従業員に本年3月8日からの自宅待機の業務指示を行いました。
自宅待機を指示された組合員は、毎朝会社に出向いて声をかけ、いつでも業務に取りかかれる状態で会社の門前での出勤闘争を開始しました。
会社は、車両主任をしていた組合員2名に対し、就業中に起こした事故などを理由として主任手当および臨時手当のカットを強行。月額8万円も減給された組合員もいます。
さらに、会社はあろうことか、自宅待機を命令されていた組合員に対し、事前協議のないまま一方的に7月5日付で解雇通知を手渡してきました。
このような暴挙は絶対に許せません。私たち連帯労働組合は、会社が労働組合敵視・嫌悪姿勢を改め、円満な労使関係を構築するまで裁判闘争を含むあらゆる権利・運動を行使し、勝利するまで闘っていきます。
【 くさり8月号より 】