関生ヒューマンスポット 和歌山ブロック
★ 「チューター」への挑戦が忘れられぬ大切な思い出に ★
みなさん、こんにちは。和歌山ブロックH生コン分会のNです。
私が生コン支部に加入したのは、1999年です。今の生コン会社に入社する前は、バス会社に勤務していました。その会社で合理化にあい、将来に希望がもてず、不安な日々が続き、退職を決意しました。
会社というのは、景気の良い時は、それなりに対応してくれますが、世の中の情勢や会社の景気悪化で、すぐに合理化や、リストラを、労働者に求めてくるものだと実感しました。
今の生コン会社に入社した時は、まぁまぁ景気も良く、それなりに労働条件も悪くなかったのですが、以前の会社での事例もあり、関生支部に加入しました。それから数年が経ち、生コンの出荷量が減ってくると、やはり以前の会社同様、すぐに一時金カットや昇給カットの打診がありました。
しかし、関生支部のおかげでそれをくい止めることができました。
組合活動の中で、一番思い出に残るのが、教育部のチューターです。
当時、教育部長だった武谷さんに、資本論の本を渡され、「チュ―タ―の“ものまね”みたいになってもいいから、和歌山のブロック会議で前に立って、勉強会をやってみて」と言われ、引き受けたものの、学歴も無い私が、そう簡単にできるわけがありません。
しかし、何度も何度も繰り返し本を読んでいると、少しずつ自分なりに理解でき、手書きのレジュメを作り、なんとか発表できました。本当に良い経験になりました。(学習会に参加してくれたブロックの皆さん、ありがとうございました)
今は、もう定年を迎えておりますが、もう少し、みなさんと共に頑張っていきたいと思います。よろしくお願い致します。
【 くさり8月号より 】